---ARCODIO ひと言に『生地』と言っても、実際どのように作られるのか一般的に、あまり知られていないと思いますが、まずはどのように作るのでしょうか。

---篠倉 まずはどんな生地を作りたいかイメージする事です。生地と言っても、『布帛』『ジャージー』等の種類がありますが、私の場合は、シャツ生地をメインで作ってきましたので、『布帛』になります。その『布帛』生地は縦糸と横糸を交互に織って一枚の生地に仕上げます。その縦糸と、横糸のそれぞれの本数をこの業界では『打ち込み本数』と言います。

また、糸の太さは『番手』で表現され、糸が細くなればなるほど、この『番手』の数値が大きくなります。50番手は、100番手の倍の太さになるって事ですね。

---ARCODIO ちょっとマニアックな話になってしまいますが、生地には『先染め』と『後染め』があると思うのですが、具体的に違いを教えてください。

---篠倉 元々の綿の色は優しく暖かみのあるアイボリーですが、シャツ生地にするには、真っ白に染める必要があります。その染め加工の工程を『糸』の段階でするか、もしくは『生地』に織りあげてから染めるかの違いです。

ARCODIOは『先染め』か『後染め』かどちらを使っているのですか?

---ARCODIO ARCODIOで使用している生地は、今現在はすべて『先染め』です。

---篠倉 生地は究極は無地だと思ていて、その究極の無地は『先染め』で作るべきと、個人的な思考があるので、ARCODIO良いですね。一般的に『風合いの良さ』は、生地の中に空気を含ませる事により生まれます。

---ARCODIO その小瓶の中は、もしかして各国の綿花ですか?

---篠倉 そうです。世界の各産地の綿花です。本当に産地によって特性や、繊維長が全然違うから、面白いですよ。有名なのは『ギザ』『新疆』『スーピマ』で、よく世界三大綿なんて言われてます。

世界三大綿の共通点は、繊維長がながい事です。綿花の繊維長が3.5㎝以上のものは超長綿と呼ばれ、これを使用しないと、ARCODIOの定番の140番手のようなハイクオリティの生地は作れません。

超長綿は、大量には採取できないので、どうしても値が張ります。しかし、超長綿でないと細番手の糸に紡績(綿花を糸に紡ぐ工程)できないので、クオリティの高いドレスシャツ生地には、大体『ギザ』『新疆』『スーピマ』の超長綿が使われている事が多いと思います。



【会員様限定】
お誕生月クーポンを発行しています

お誕生月に利用いただける割引クーポンを発行しています。ぜひ会員登録いただき、お誕生月の特別なお買い物にご利用ください。

会員登録はこちら