久保氏がこだわったポイント①

シャツの襟型は、スーツ着用時の印象を大きく左右するため、一番こだわったポイントです。

現行のFIDELIOはセミワイドに近い形で、どのようなシーンでも安心ですね。必ず1枚は持っておいた方が良い襟型だと思います。

反対にLANZAはワイドやホリゾンタルに近い形で男らしくすっきりして若々しい印象になると思います。実際に、テレビの収録ではこのLANZAを着させてもらったこともあります。

しかし、今主流なスーツにも合わせやすく、絶対に外すことがない”本当のベーシック”を追及したいので、少しナローで、ショートポイントの襟型を提案させて頂きました。

久保氏共同開発 ELMO商品一覧

久保氏がこだわったポイント②

直接肌に触れる生地は、上質なものであって欲しいと思います。大事な商談先でジャケットを脱ぐことはできませんので、きちんと汗を吸収し、通気性がある天然素材にこだわるべきです。

ARCODIOが定番生地にしている140番手双糸のブロードは、シルクのような肌触りと光沢感が素晴らしくお気に入りですが、これからの季節に重宝するピンオックスのような少ししっかりしている生地も好きで、今回特別に140番手双糸のピンオックスも作らせて頂く事になりました。

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新襟:ELMO(エルモ)完成

とても上品な仕上がりになってますね。昔ながらの古臭いレギュラーカラーとは大違いで、今っぽいショートポイントカラーです。

ネクタイの幅も最近少し狭くなってますし、この襟であれば、ニットタイも相性良いと思います。

ご提案頂いた、襟型の名称:ELMO(エルモ)って、イタリア語で「愛すべき」を意味するんですね。名前の通り、皆さまに愛されるシャツになって欲しいです。

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久保氏がこだわった、140番手双糸ピンオックス生地

ピンオックスは、ブロードより少ししっかりした生地感で、以前から好きでした。


毎日着用するシャツですから、洗濯してもくたりにくく、そして生地の密度が甘いので、通気性にも優れているので、どうしてもピンオックス生地にこだわりたかったのです。


さすが140番手双糸を使用しただけあって、非常にきめ細かな、上品なピンオックスに仕上がってますね。

ELMO140番手双糸ピンオックス